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執筆者の写真ケンジ藤﨑

運動した日はお酒呑んで良いの?

トレーニングした日の夜にお酒って呑んで良いの?


良くお客様から聞かれる質問です


結論から言うと


「呑まない」に越した事はないです 笑


運動をすると筋肉が使われるので


その使われた筋肉を回復させる必要があります


筋肉を作る材料となるのがタンパク質


タンパク質が体内でアミノ酸にまで分解されて筋肉を作る元になるのですが


そのタンパク質の合成を担ってくれるのが



「肝臓」


です


しかし「肝臓」には沢山のお仕事があります


その中の一つに「解毒」があります


アルコールが体内に入ってくると


先ずはアセトアルデヒド(毒素)に分解します


これがずっと体内に残るといわゆる二日酔いの状態になります


毒素なので 笑


次にアセトアルデヒドが酢酸と熱に分解されます


お酒を飲むと顔が赤くなるのはこの熱の作用ですね


人間の身体は本当に良く出来ていて


沢山仕事がある時は急を要する方の仕事を優先します


皆さんもそうですよね?


一度に沢山の仕事を任されても身体は一つ


出来る事から


優先順位を決めて仕事を片付けていくはずです


「肝臓」もそうです


筋肉を回復させる事が優先か?解毒が優先か?


どちらが急を要するか?


解毒ですね


というわけで


トレーニングをして筋肉を回復させなければならないタイミングで


お酒を飲むと「解毒」が優先されて


筋肉の回復は後回し


即ち


仕事が遅れてしまいます


下手をすると期限までに仕事が終わらないーー!


みたいな人間社会のような事になってしまうので


結論


筋肉の回復を遅らせる要因になり得る飲酒は


控えるに越した事はないです








しかし!!!


長々と最後までブログを読んでくださったあなたにご朗報です! 笑


缶ビール一本程度の飲酒なら筋肉の再合成能力が高まった


というエビデンスがアメリカにはあったそうです 笑


なんと!


飲酒が筋肉増強の一助に!笑


こうなると


その人の「体質」


とかの話までいってしまいますが


アルコール分解酵素が沢山出る人


ちなみにアルコールからアセトアルデヒドに分解する酵素


アセトアルデヒドから酢酸と熱に分解する酵素


と2パターンあって


どちらもギュンギュンに出ちゃう人がいわゆるお酒の強い人です


アセトアルデヒドに分解する酵素ならまだ出る人


少しお酒を嗜める人です


どっちも全く出ない人がお酒全く飲めない人です


ちなみに日本人の約半分は


アセトアルデヒドに分解する酵素までしか出ないそうです


ちなみにイギリス人やヨーロッパ方面の方々は漏れなく


全員2パターンの酵素が出るそうです


お酒飲みまくるわけですね 笑


なのでお酒の強い弱いは


肝臓の働きが強い弱いに関係なく


そもそも


分解酵素が出るかどうかです


少し話は脱線しましたが


まとめると



①呑まないに越した事はないですが


②ご自身の体調が万全でどうしても飲みたいのであれば缶ビール一本程度


③決して飲み過ぎてしまう事がないよう適量であれば問題無しとします 笑


なので話を最初に戻すと


パーソナルトレーニング後にお客様から


「今日ってお酒呑んで良いの?」


と質問されたら


呑まない方はそんな質問しないので 笑笑


控えめで飲み過ぎないで下さいね  笑


とお伝えしております



身体作りの何かヒントにして頂ければと思います!








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